卓越した冷凍技術×酵母研究の蓄積×長期育成人材＝おいしいパン

サンバーグ株式会社

当グループに蓄積したノウハウを使った発酵種をつかい、生地を丁寧に捏ね上げしっかり熟成させる。分割、成型、焼成をした後、当社独自のノウハウで冷凍・包装まで一気通貫で行います。これらのことにより、おいしいパンをおいしい状態でお客様までお届けすることが可能になりました。 大きなお届け先であるレストランやホテルでは、必要な時に必要な数だけ解凍し、使ってもらっています。おいしさはもちろん、食品ロスを減らすことでも社会に貢献していきたいと考えています。

私たちサンバーグは、JTグループの加工食品事業を担うテーブルマーク（株）のグループ企業として、「食事をうれしく、食卓をたのしく。」をパーパスとして掲げ、安全で衛生的な職場で、安全安心な食品を製造し、地域社会への貢献ができるよう、日々生産活動に取り組んでいます。 業務用向けを中心とした「焼成冷凍パン」、「パイ・デニッシュ生地」、「冷凍ハンバーグ」や「冷凍ミートボール」などを、50年以上にわたって生産・提供してきました。外食店やお弁当·給食などの様々な場面で、皆さまも私たちの製品をお召し上がりになったこともあることでしょう。 現在はベーカリー事業に経営資源を集中し、『これって、おいしいね』、そう言っていただけるパンやパイ生地を製造するため、チーム·サンバーグ全員、毎日を一所懸命に頑張っています。 また、私たちは、食の安全管理として国際認証規格「FSSC22000」を、また環境管理として同じく「ISO14001」をそれぞれ取得しており、省資源も念頭に万全の体制で、安全で安心してお召し上がりいただける食品の提供に努めてまいります。

「生産技術」はなじみのない言葉かもしれませんね。 ですが、工場では大車輪の活躍。 「開発チーム」は親会社のテーブルマークにありますが、「サンバーグの生産技術チーム」は新製品開発の初期段階から参画し、ときには開発チームと丁々発止のやり取りを行うことも。 開発にはQ・C・Dの観点が大切ですが、新製品設計において、初期段階の開発チームは一般的にQの観点に思いを込めてエネルギーを注ぎます。ですが、それだけではバランスを欠き、最終的にはお客様にも迷惑をかけることとなってしまいます。生産技術チームは、工場の製造ラインの能力・特性を隅々まで把握していますので、Qの観点の思いを共有しつつも、C・Dの観点での情報を提供し、開発チームとともに作り上げていきます。 また、既存品についても、製造データを収集し、集計し、分析し、設計段階とどの部分に差異があるのかを見極め、原因を推定し、改善策とともに製造チームにフィードバックします。問題のないラインはありません（もしあるとすればそれこそが問題です）。大小の問題を確実に拾い上げ、それに対応し続けるのが、生産技術です。

＜主なお仕事＞ ・生産計画の作成 ・生産状況の進捗の確認、受注状況を合わせ、生産計画の見直し ・原材料の手配 ・「出荷」に関わる伝票処理 ・社内SE業務 ＜詳しく＞ 「生産管理」の最も大きい仕事は「生産計画の作成」。当社の製品はその全量をテーブルマークに納品しており、1ヶ月スパンでの受注計画をもらいます。生産管理は、それをうけてどの日にどのラインでどの製品をつくらなければいけないか、またどういった計画にすることが工場として最も効率的か、ということを様々なデータを加味して考えなければいけません。 受注量は当然に大きく変動します。一方で、工場の生産能力は基本的に変動できません（多少の変動は残業等でカバーしますが）。大きく変動する受注量（生産量）を固定的な生産能力にはめこむ、このことが工場経営の一つの肝であり、利益がでるかどうか、スタッフが働きやすい環境となるかどうか、に大きくつながるのです。 工場では様々なトラブルが発生し、生産計画通りにできないこともありますし、受注量も受注計画とは異なってきます。せっかく作った月間の生産計画も、日々見直しが必要です。生産管理チームはそういったことを繰り返しおこなっています。 パソコン・プログラムに卓越したスタッフも配置していますので、社内SE業務もになっています。最近はグループ会社全体で製造のDXにも取り組んでいます。

パンができる主たる工程は、 捏ね→一次発酵→分割→成型→最終発酵→焼成→冷却→包装→冷凍 ですが、私たちはそのほとんどを「設備」で行っています。 社員の主たる仕事は、設備の点検・立ち上げ・定期的な稼働確認、作業者配置、製造ラインの各段階で仕掛品のチェック、最終製品のチェックなどとなります。 それにともなって、作業者の教育や指導も重要な業務です。 製造ラインでは（他の仕事でも同様ですが）日々問題が発生しますので、その問題について、原因をデータ収集・分析により特定して、改善案を検討し、改善するといったサイクルを繰り返します。 その業務は多岐にわたりますが、「オペレータとして設備の安定稼働に貢献する人」「スタッフの教育がうまい人」「季節によって異なる環境下でも安定したパン生地をつくることに貢献する人」・・・と人それぞれ得意分野ができていきます。もちろん、全員にひと通りのことは習得していただきたいと思っていますが、目指すはみんななにかのプロフェッショナル。活躍するステージが多くありますので、自分の得意分野を見出し、チャレンジしてもらいたいと考えています。